うぬぼらけ

備忘録

部屋が、片付かない。

部屋が、片付かない。

 

もうかれこれ二時間ほど片付けているが、ちっとも片付かない。

 

こんなにも部屋は片付かないものだったろうか、おそらくはハロウィン後の渋谷周辺でさえもう少し片付いているであろう。

 

なぜ部屋が片付かないのか?あまりにも片付かないのでしばらくそれについて少し考察してみる。

 

まず一つ考えられるのが、物が多すぎることだろう。もう食べないお菓子、訳のわからないチキン、要らないものが多すぎる。

 

大体なんだこのチキンは。

 

 

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多分このチキンが僕の人生で役立つことは、神に誓って、これから一生無いであろう。

 

 

 


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これから一生、一度もである。

 

 

 

断捨離という考え方が僕はあまり好きではないのだが、それにしてもいくらなんでも要らないものが多すぎである。

 

雑多なプリント類も引っ越し用のドデカい段ボール箱にもう三箱くらい詰めたはずなのに一向に減らない。こいつら嫌がらせのようにどこかから沸いて出てるんじゃないだろうか。

 

プリントの中身も小学校の頃の保健だよりとか、心底どうでもいいものばかりである。

 

 

そして理由としてもう一つ、棚はあるけれどそこに効率的に物を置けていないということも考えられる。

 

例えばノート類や教科書類を例にとっても、今使うものと使わないもので分けるべきか、使うものは関係なく教科別にしておくべきか、二種類の分け方が考えられ、それぞれに長所も短所もある。

 

そして自らがキチンと棚に置かれた教科書を欲しいという時にも、教科別で欲しいと思う時と、今使う要るものだけ欲しいという時、二種類がある。

 

これがどういうことを指すか?

 

要するに、時として違う自分のニーズにいつでも完璧に答えられるような理想の収納というものは、絶対に作れないのである。

 

 

絶対に、である。

 

 

しかし人はつい理想を追い求めてしまう。

しかし、それが出来ないことも自分で薄々分かっているからこそ、最終的に完璧な収納に近づける努力すらも無意味に感じられ、最終的にはその努力を放棄してしまう。

 

結果として部屋が汚れる。

負のスパイラルである。

 

しかし、本当に部屋を片付けるのは難しいことなのだ。ちゃんと趣味や勉強等、部屋にあるものを分野別に分けようとはするのだが、お前は一体どう分別すれば良いのか、僕には分からない。


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ああ、こんなことをしてる間にもう一時間経ってしまった。

もうこんな時間である。

 

部屋は未だに片付いていない。